一陸特の国家試験は年3回受けるチャンスがある
一陸特(第一級陸上特殊無線技士)の資格を持っている人の大半は、国家試験を受験した上で取得しています。国家資格の認定試験には年に1度しか実施されていないものが非常に多いですが、一陸特の国家試験は6月、10月、2月の年3回実施されています。受験資格は特に定められておらず、学歴や性別、国籍などを問わず誰でも合格するまでチャレンジすることができます。一陸特を受験する場合は、試験が実施される月の二月前の1日から20日までの間に試験実施機関の公式サイト内で申し込みを済ませます。受理されると翌月下旬に受験票がメールで送られてくるので、A4の用紙に印刷して試験当日に会場へ持参します。結果は、試験実施機関が指定するダウンロードサイトで通知され、合格者は無線従事者免許申請を済ませれば免許が交付されます。
国家試験は無線工学と法規の2科目で構成されている
一陸特の国家試験は、多肢選択式問題をマークシートで解答する形式の筆記試験で行われています。例年、無線工学に関する問題が24問、法規についての問題が12問出され、受験者は3時間の試験時間の中で全問解答します。合格するためには、2科目すべてで基準点以上の点数を得なければなりません。配点は1問につき5点となっており、合格基準の点数と正答数は無線工学が75点(15問)、法規が40点(8問)です。一陸特の試験は、無線工学や法律に関する知識があるだけでは合格できません。なぜかというと、無線工学の分野で必ず計算問題が出題されるからです。出題数は毎回変わりますが、第二級や第三級の陸上特殊無線技士の試験より難しくなっています。算数や数学が苦手であっても、事前に問題演習を十分に行って本番に臨むようにしましょう。
一陸特とは、一級陸上特殊無線技士のことで、陸上の無線を扱える資格です。総務省が定める国家資格で、国家試験の合格率は30%という難関資格です。